開発者:シストレファクトリー
※重要 LINEヤフーよりアナウンスがあり、2025年3月31日にLINEnotifyの提供が終了します。そのため、LINE通知機能が使用できなくなります。
サインを出すインジケーターをEAに変換すればMT4で取引の自動化が可能
ChangeToEAは、世に流通しているサインツール(インジケーター)を読み込ませることで、MT4でエントリーから利確&損切りまでを自動でおこなうEAに変えることができます。
一般的にEAよりもサインツールのほうが遥かに種類が多く手に入りやすいので、ChangeToEAを使うことによってトレードの幅が広がります。
利確&損切り
ChangetoEAの利確・損切りはそれぞれ2種類の決済方法を選択できます。
①エントリーした後に、サインツールの矢印が逆方向にでたら利確・損切り
②エントリーした後に、任意のpipsを達成したら利確・損切り
ご利用前の準備(MT4版)
ChangeToEAのMT4への適用は以下の手順で行ってください。
①ダウンロードしたChangeToEA.ex4ファイルをExpertsフォルダへいれる。
②EA化したいファイル(サインツール)をIndicatorsフォルダにいれる。
③MT4を一度再起動する。
④MT4のナビゲータウィンドウに表示されたChangeToEAをお好きなチャートへドラッグ&ドロップすると「パラメータの入力画面」が開くので、読み込みたいファイル名と各インデックスを入力すれば準備完了。→パラメータの解説はこちら
動かない場合は?インジケーターEA化の事前チェック
MT4側の準備は【ツール】→【オプション】→【エキスパートアドバイザ】タブをひらいて上記の赤枠2箇所をチェック
その後、EAを適用したチャート上で右クリック→【エキスパートアドバイザ】→【設定】から【全般】タブにある【自動売買を許可する】にチェック
チャート右上のスマイルがニッコリしていたらEAの準備は完了です
パラメータの解説
読み取るサインの型・・バッファ型かオブジェクト型を選択します。マウスカーソルをエントリーサインに合わせた時にデータウィンドウの数字が反応すればかなりの確率でバッファ型です。 →参照
また、バッファ型の場合は読み込むサインツールをチャートに入れる必要はありませんが、オブジェクト型の場合はChangeToEAと読み込みたいサインツールをチャートに適用してください。
インジケーターのファイル名・・ここにサインを読み取りたいサインツールのファイル名を入力します。ただしこの時に「.ex5」の拡張子はいれないようにしてください。(※読み取るサインツールは事前にIndicatorsフォルダに入れておく必要があります)
HIGH(LOW)シグナルのインデックス・・ここに読み込みたいサインツールのインデックス番号を入力します。インデックスってなに?という方はこちらを参考にして下さい。
インデックスを理解するのが面倒くさい場合は、チャートに読み取りたいサインツールとChangeToEAの2つをいれて、ここに1~15くらいまでの数字を順番に総当たりでいれると8割位のサインツールは特定の数字で矢印が表示されます。この表示される矢印の方向を一致させても問題なく稼働します。
エントリータイミング・・サインが確定したら(ローソク足が確定したら)エントリーか、サインがでたら即エントリーするかを選択できます。
即エントリーを選択するとエントリーした後にサインが消えた場合、チャートと実際のエントリーが一致しませんので、基本的には「サインが確定したらエントリー」を選択して下さい。
連続エントリー防止機能・・エントリーしたら、この値のローソク足が確定するまで次のエントリーをしません。インジケーターのサインが多すぎる場合に利用してください。
スリッページ(pips)・・エントリー時に許容できるスリッページの値を入力してください。
1pipsの単位・・1pipsの単位は利用する通貨ペアによって設定が必要です。メジャー通貨に限って言えば、基本的にクロス円とそれ以外という覚え方で大丈夫です。→参照
なお、小数点の異なるGOLDなどのCFD取引には対応できません。
最大ポジション数・・ここで設定した値以上のポジションを持たなくなります。
稼働開始・終了時間・・ChangeToEAはこの時間内のみエントリー&利確・決済します。深夜のボラティリティが無い時間を避けたい場合にご利用下さい。
※例えば朝8時から翌朝5時まで動かしたい場合は、稼働開始時間08:00、稼働終了時間05:00と入力します。(必ず半角英数字で入力してください)
パラメータの変更
MT4では、ChangeToEAのような規格外のインジケーターを使うとパラメータの変更ができなくなりますが、ここの数字を設定することである程度はパラメータ変更に対応できます。
ただし上級者向けの機能ですので、詳しくは下記の記事を参考にして下さい。
設定の変更ですが、サインツールのパラメータが24個を超えるものは未対応です。25個以降を無視して稼働したら動くというご連絡もいただきますが、基本的にパラメータ変更に関する質問はサポート対象外ですのでご了承くださいませ。
LINE通知、サイン表示などの設定
リバース機能・・読み取るサインツールがオブジェクト型の場合のみ、ここをオンにするとエントリーサインを逆に読み取ってエントリーできます。バッファ型で逆にしたい場合は、インデックスの数値を逆に入力すれば可能です。
アラート・プッシュ通知・・MT4標準のアラート、プッシュ機能のON-OFFが可能です。
LINE通知・・ここをオンにするとエントリータイミングでLINE通知を飛ばせます。LINEに通知を飛ばすためにはLINE下記のトークンが必要です。
LINEトークン・・こちらの記事を参考にトークンを取得してここへ入力してください。
LINE通知の種類・・通知をメッセージのみか、チャート画像も送信するかのパラメータです。
LINEで送信するチャートの画像の横&縦サイズ・・LINE通知で送るチャート画像サイズの設定です。LINEは1日のデータ転送量上限が決まっており、サイズを大きくしすぎるとデータのサイズも大きくなりますのでご注意ください。
過去サインを表示するローソク足の数・・サインツールの過去サインをどこまで表示するかの設定です。この数字を大きくしすぎるとチャートが重くなりますので注意して下さい。
HIGH(LOW)サインの大きさ・色・・エントリーサインの設定です。
HIGH(LOW)サインを表示する位置(pixel)・・エントリーサインとローソク足の距離の設定です。
GMTオフセット・・日本で利用する場合は特に変更は必要ありません。→詳細はこちら
サマータイム基準国・・ChangeToEAは自動でサマータイムを切り替えますが、その際にどの国を基準にするかの設定です。
メインパネルの解説
MagicNo.(マジックナンバー)・・チャートごとに注文を分けるための数字です
Lots・・1回の注文のロット数です。
MAX Lots・・持てる最大ポジション数を決めることができます。
【BUY Entry】【SELL Entry】・・ここをオンにすると自動売買がスタートします。BUYとSELLで注文を分けることができます。(両方オンも可能です)
逆サインで損切り・・オンにするとエントリーと反対のサインがでたら損切します。
◯◯pips逆行で損切・・オンにするとエントリーして設定の数値を逆行すると損切します。
逆サインで利確・・オンにするとエントリーと反対のサインがでたら利確します。
◯◯pips順行で利確・・オンにするとエントリーして設定の数値を順行すると利確します。
Q&A
ChangeToEAを使う注意事項として、トラブルの大半が読み取り元のサインツールの造りが原因です。
正常に動かない場合は、まずこちらのTesterインジケーターでChangeToEAが正しく動くかを確かめてください。
Testerが正しく動けば、MT4自体の設定には問題がなく、サインツールに原因があるのでインデックスなどを見直してください。
EA門に関するQ&A
こちらで詳しい入会方法を解説しています。
EA門の解約は入会よりも簡単です
こちらの記事で解約の手順を説明しています。
MT4を再起動して、起動後最初の1回だけ、エキスパートタブに期限が表示されます。
※エキスパートタブはMT4上部のメニューバーから「表示」 → 「ターミナル」 → 「エキスパートタブ」で開くことができます
EA門で配布しているツールの認証は、メタトレーダーの左上に表示されている口座番号でおこなっており、
リアル・デモ口座は関係なく稼働できます。
設定方法について
おそらくフォルダの場所が間違っています。
このツールはインジケーターではなくEAですので、Indicatorsフォルダではなく、Expertsフォルダにいれてご利用下さい
データウィンドウに値が出力されない(インデックスの設定ができない)場合は、パラメータの「読み取るサインの型」をオブジェクト型で試してみて下さい。
ChangeToEA自体の動作は重くなく、ご利用になるサインツールの造りに依存しますので、動作が重い場合は元サインツールの造りを変更しなければいけません。(読み込みに行く過去サインの数を減らすなど)
また同時に表示するチャート数が多くてもCPUパワーを使うので重くなります。
できる対策としては、パラメータの過去サインを表示するローソク足の数を減らしたり、こちらの軽量化を試すなどになります。
こちらのEAはご購入時のMT4の口座番号認証を使い複製防止をおこなっておりますので、購入時に利用したMT4でしたら複数PCでのご利用は可能ですが、別の口座番号のMT4を使って複数同時利用をする場合は追加で購入していただかないとできません。
「インジケーターのファイル名」のパラメーターに、拡張子『.ex4』を入力している場合に起こるエラーです、拡張子を削除してファイル名のみを入力してください
ChangeToEAは、サインツールの初期設定の状態を正確に読み取ります。
そのため、初期設定でアラートが鳴る設定で作られているサインツールを動かすとアラートが鳴りますが、残念ながらこれを止めることはサインツールのコードを修正しないと基本的にはできません。
その他のトラブル
Indicatorsフォルダ内にインジケーターを多く入れすぎておりませんでしょうか?環境にもよりますが、インジケーターが80~100を超えたあたりから、EAの稼働が不安定になります。
また、mq4ファイルが多く入っているのもよくないので、同じ名前のex4ファイルがあればmq4ファイルは別のフォルダに入れておいたほうが動作は安定します。
パラメータの【1pipsの単位】設定を間違えている可能性があります。
また、小数点の異なるGOLDなどのCFD取引には対応できません。
MT4は古いプログラムですので、特殊な解像度に対応できないことがあります。
こちらを参考に互換モードをお試し下さい。
MT4の仕様上、オブジェクトを扱うインジケーターが含まれている場合は定型チャートの読み込みはできません。
ChangeToEA自体はロジックを持っておりませんので、通常のバックテストはできません。
ChangetoEAは、元サインツールの矢印の位置を勝手に変える動作はしませんが、パラメータを変更した場合は、ChangetoEAと元サインツールのパラメータの値を一致させないと矢印の位置は一致しません。
なお、パラメータ変更はサインツールによって動作が異なりますので、無料サポート対象外となります。
ChangetoEAはサインツールのデフォルトの位置を表示しますので、パラメータを変更していない場合は、そのインジケーターはリペイントしている可能性が高いです。
Entryボタンを押して自動売買中に、手動で別のエントリーも可能ですが、動作としてはおすすめしません。
ChangeToEAでエントリーしたポジションは次のトレードに向けて紐付けられていますので、手動決済などを行うと取引がずれたりするので注意してください(ChangeToEAのポジションは取引タブのコメント欄に表示されます)
もじ手動でポジションを変更して取引がおかしくなってしまった場合は、一旦EAを停止してポジションをすべて解消してください。
メインメニュー上の逆サインで損切(または利確)のどちらかがオンになっていた場合、逆サインが出たら同値でもポジションを解消します
MT4の仕様で、インジケーターに日本語などの2バイト文字を使っていると文字化けします。対策としてはChangeToEAのMT5版をご利用下さい
「逆サインで損切(利確)」をオンにしていませんか?
その状態で逆サインがでると、エントリーと同時にポジションが解消されますので、一見するとポジションが増えていないように見えますのでご注意ください。
EA門のツールは最新版がリリースされるとチャート左下に「新しいバージョン◯◯があります。ダウンロードするにはここ
通常はそのまま文字をクリックすれば自動でアップグレードされ、案内に従ってMT4を再起動すれば完了です。
しかしお使いのセキュリティソフトなどによっては自動ダウンロードを止めてしまうものがあり、自動更新できないことがあります。
その場合は、該当ツールの記事内のボタンから最新版をダウンロードしてインストールしてください。その後、MT4の再起動をお願いします。