テクニカル記事

経済指標を活かしてトレンドの波に乗ろう

経済指標を活かしてトレンドの波に乗ろう

こんにちは、RYOです!

今回は完璧なテクニカル分析をちょいちょいぶっ壊しに来る経済指標について調べたことをここに記していきます。

 

ファンダメンタルズを活用してトレードを優位にしよう

FXをトレードしている人たちは、数あるテクニカル分析やファンダメンタルズ分析の中で自分なりの勝ちパターンを見つけてトレードをしていると思います。

トレーダーの方々はそれぞれ独自の理論を築いてゆく中で、テクニカル分析のみで行っている人もいるのではないでしょうか?

以前の記事でも書いたことがあるのですが、テクニカル分析の考え方に『チャートはすべての事象を織り込む』という説を提唱している人がいます。

ファンダメンタルズ分析でどんな材料が出てきたとしても、チャートさえうまく分析できていれば予測可能であるという考え方です。

ryo
ryo
チャート分析さえできていれば予測は可能だよ(キリッ)なんて言ってみたいですねぇ・・・ 

 

以前僕は、「テクニカル!テクニカル分析こそ至高!ファンダメンタルズなんてあいまいなものなどいらぬ!こびぬ!」と盲信しておりましたが、ある程度テクニカル分析の研究が進んできたら、次は勝率をあげていくためには、ファンダメンタルズ分析も取り入れていくべきではないかなぁと最近反省しております。

テクニカル分析はこれまでのチャートの統計から今後のチャートを予想するもので、FXをやる上では必須級の手法ではありますが、時としてチャートはテクニカルでは計れない動きをすることがあるからです。

ねこ
ねこ
多角的に分析することで勝率をあげるのだ

ということで、FXをするうえで重要そうな指標をまとめてみました。

 

押さえておきたいファンダメンタルズ分析

FXトレーダーの中で特に注目されているファンダメンタルズ分析はアメリカの経済指標です。

以前、主要通貨をまとめた記事を作成したのですが、米ドルは基軸通貨とも言われ、世界の通貨に影響を与える通貨だからです。

その中で特にトレーダーが注目している経済指標が以下の2つです。

 

FOMC

FOMC(Federal Open Market Committee)とは連邦公開市場委員会の略で、米国の金融政策を決定する会合のことです。

日本でいう日本銀行にあたるFRB(米連邦準備制度理事会)の委員が介し、米国の政策金利を決定するほか、今後の金融政策方針についての検討も行われます。

年間8回の定例会合のうち、4回の会合で参加メンバーによる今後数年間の年末時点での経済成長率・失業率・物価・政策金利水準の見通しが発表されます。

ねこ
ねこ
FOMC近辺でのトレードは気を付けるのだ

 

米国雇用統計

米国雇用統計とは、アメリカの雇用情勢を調べたもので、こちらも多くのFXトレーダーは注視しています。

米国雇用統計は世界中で注目されている指標であり、単純に『雇用統計』とだけ言う場合は、一般的にアメリカの雇用統計の事を指します。

雇用統計では様々な指標が発表されますが、特に注目されているのは以下の通りです。

・非農業部門雇用者数
農業部門を除いた産業で働く雇用者数のこと。雇用されている人が多いほど個人消費が拡大するので景気の状態を計る際に見られる指標である。

・失業率
アメリカ国内の16歳以上で働く意思を持った失業者を労働人口で割ったもの。失業率が上昇すれば個人消費が減少しるため景気動向を判断するために見られる指標。

・平均時給
農業部門以外の主要産業の1時間当たりの平均賃金。平均賃金が伸びれば個人消費の拡大につながるため景気やインフレの状況を確認するためのに見られる指標。

ねこ
ねこ
どれも直接的な消費につながる重要指標だにゃ

 

米国雇用統計は基本的に毎月の第一金曜日に発表されます。

雇用統計の結果が良いと景気が良いと判断されドルが買われやすく、逆に雇用統計の結果が悪いと景気が悪いのでドルが売られやすい傾向があります。

ryo
ryo
毎月第一金曜日の前後は不用意にトレードすると怖いね 

 

FOMC、米国雇用統計の2つは多くのトレーダーが注目する指標です。

多くの人が注目しているという事はそれだけトレンドが発生した時の動きが大きいとも言えるので、しっかりと波に乗って利益をあげていきたいですね!