【MA＆MACD系EA】OverHeat

200日移動平均線に代表される長期の移動平均線は長期トレンドを把握できる人気の指標で、上昇していたら上昇トレンド、下降していたら下降トレンドであると判断します。
当EAでは移動平均線はEMAを採用しています。

長期移動平均線は多くの人が利用しており、ローソク足が長期移動平均線より上にあるか下にあるかによってもトレンド転換の基準にもなっている一種の抵抗線のような存在です。
そのため長期移動平均線付近でエントリーをすることでダマシに会う可能性が高い傾向があり、それを避けるためエンベロープを使用しています。
エンベロープはEMAを一定の比率で上下に離したラインを引くことにより価格と移動平均の乖離率を計ります。
このエンベロープ帯の中にローソク足があるときはエントリーを避けることでダマシの回避を狙います。

MACDは買い、売りのトレンド転換を察知する指標です。
MACD線がシグナル線を下から上に抜けるゴールデンクロスで買いトレンド、そしてゼロラインを超すことでトレンドが継続していると判断します（売りトレンドはその逆）。
当EAではMACDのラインをパラメータ設定で変更可能ですが、基本的な使用方法はゼロラインですので、ご注意ください。

上記ロジックによりエントリーを行い、ローソク足がEMAにタッチすることでトレンドの転換と判断し、決済を行うロジックです。

また、エントリー時のロットはマーチンゲール法にて行い、負けるたびに上がってゆく仕組みです。
初期設定の『買い注文の時のロット：0.05、マーチンゲール法の倍率：1.2』を例にあげると、
「0.05（初期値）→0.06→0.072→0.086」という具合にあがっていきます。
勝った場合は0.05に戻ります。
ロット管理にご注意の上、運用してください。